パソコン大変記 パソコン本体編@「初代パソコン」 |
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パソコンを我が家に導入したのは2000年の夏のことであった。
購入にあたっては、やはり最初にマックかウィンドウズかで迷ったが、マックは高価な上に、職場がウィンドウズなので、ビルゲイツの勝ち誇る顔が目に浮かぶようでシャクなのだが、結局ウィンドウズに決めた。
で、次にノートかデスクトップかだが、これも迷った末にノートに決定。デスクトップの方が安価で高性能なものが望めるのだが、いかんせん我が家は狭いので置き場所に困る。ノートは高いけれども、土地はもっと高いのだ。
当時はOSはウィンドウズ98SE。まだMeは登場していなかった。出始めたばかりのCD-R/RWドライブ搭載のものを選び、ハードディスク容量は20Gバイト。CPUはペンティアムVの600MHz。当時としては中堅モデルよりはやや上というところか。自分がやりたいことを考えながら選んでいったらこのクラスのものになったのだが、値段は約31万円と、高めだった。
実はそこそこにいいものを買っておけば少しは長く使えるだろう、という一般家電製品のセオリーがオロカにも念頭にあったのである。
もちろんパソコンは「一般家電製品」などではなかった。
どんなマシンも3箇月も経てばもう「旧型」になってしまうという、異常な世界の商品だったのだ。
半年も経つと、31万円で買った私のパソコンより高性能のものが20万円台前半で買えるようになっていた!
ちなみに私が社会人になって最初に買ったスピーカー、JBLのJ216PROは当時ペアで7万円したが、17年経った今でも元気に鳴っている。もちろん音質は多少落ちてきていると思われるが、それでも今時のミニコンよりまだまだいい音を出す。
なんなんだ、この違いは。
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