ホームページ開設の辞

 1980年代の中頃より飲酒の習慣が始まり、特にビールの味に魅かれていく。

 椎名誠氏の著作により伝説のビアホール「灘コロンビア」の存在を知り、そこで故・新井徳司氏の注ぐビールを飲んで衝撃を受け、以後、生涯ビールを友として生きていくことを固く誓う。

 職場の同僚二人をそそのかして「灘コロンビア」に連れて行き、そこでその二人を新井氏のビールによってビール教に帰依せしめる。

 そして三人で日本初のビール同人誌「びいるじゃあなる(Beer Journal)」を発刊することを決意。

 「びいるじゃあなる」はB5版・4ページで1990年7月に創刊、一部で熱烈な反響を巻き起こしたり、一部で全く話題にならなかったりしつつも、以降、月一部のペースで1992年12月の第30号まで毎月発刊を続ける。

 1993年7月の第31号からは年2〜3回のペースで発行を続けるも、同人三人が異動で職場がバラバラになってしまった上に、それぞれが皆公私ともに多忙になり、徐々に発刊が難しくなっていく。

 そして2003年3月の第45号を持って「びいるじゃあなる」は無期休刊となり、今日に至る。

 「びいるじゃあなる」がなくなってビールに対して言いたいこと・書きたいことが山ほどあるのに発表の場を失った編集長は、切歯扼腕周章狼狽隔靴掻痒七転八倒のあまり畳をかきむしり、ここにホームページの開設を思いつく。

 そして慣れないパソコンをあれこれいじりながら作ったのがこのHPなのである。

 

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