沖縄で飲んだ。食べた。

 10年ぶりにプライベートで沖縄に出かけた。10年前に旅行した時には、夏バテしていたうえに、出発の直前に飲み会があって酒を飲みすぎて体調を崩し、沖縄到着と同時にホテルの近くの診療所に駆け込む、というていたらくだった。よって、初日の夕食はおかゆとなった。沖縄まで行っておかゆ(涙)。

 その後、仕事で3回ほど沖縄を訪れた。この時は殆ど戦跡や米軍基地施設といった、沖縄の過去と現在の歴史を学ぶための旅であった。いろいろなことが学べて有意義ではあったのだが、一方で、また沖縄の美しい自然の魅力に触れたい、という思いが募った。今度こそは健康体で訪れたい、と。

 

 だから今回の旅はリゾートでのんびりしよう、と最初から心に決めていた。

 日がな一日ビーチで何も考えずにボーッとして、心身の疲れを癒そうと思っていた。

 ホテル滞在に想像以上に金がかかったり、最終日の那覇までの移動に時間がかかって、大好きな牧志公設市場にも行けなかったりしたけれど、それでもけっこうのんびり過ごし、沖縄の魅力を感じた旅だった。

 

 アウトレットモール・アシビナの中にある「アシビナーズ・コート」で食べたアジアンスタイルの「デリ・プレート」。787円だった。

 ボリュームがあって味もまあまあ。

 ここは色々な店舗があって様々な味が手軽に楽しめるが、冷房の利きがいまいちで、暑い。南国気分という訳でもないんだろうが……。

 初日の夕食はビュッフェスタイルの店を選んだ。その方が安いと思ったのだが、大人が一人4042円。子供が1155円だった。それに飲み物(ビール)を何杯か頼むと、結果的にはあまり安くはならなかった。やはりホテルは高いことを実感。

 ホテル内のレストランは、どこの店もオリオンビールのジョッキ一杯が808円だった。うーん、ちょっと高いなぁ。

 ホテルの冷蔵庫は空で、自由に使っていいシステムだった。外のコンビニでオリオンビールを買ってきた。500ミリリットル缶が271円で、これなら安上がりだ。ベランダで海を眺めながらのんびり飲むつもりが、エアコンの室外機からの熱風が暑くてたまらず、この写真を撮った後、すぐに部屋に逃げ帰った。

 ただ、とにかく海に沈む夕日はやたらとキレイだった。

 朝食もビュッフェスタイルで、これはツアー料金に含まれている。

 和食・洋食ともにあり、欲張ってつい食べ過ぎてしまう。

 食後のコーヒーにウインナーソーセージを添えて、これがホントの「ウインナ・コーヒー」。必ずいるんだよ。こういう馬鹿なことをやるやつ。

 あっ、オレか。

 初めて食べた「ドラゴンフルーツ」。外側の色はあざやかだが、思ったより甘さはひかえめ。甘い山芋にゴマが入ったもの、といった感じ。

 ゴーヤーとパパイヤの漬物。300円。

 話の種に、と言った程度。

 沖縄風お好み焼きの「ヒラヤーチー」。ピザのように薄い。どこか韓国風お好み焼きの「チヂミ」に近いところがある。

400円。

 沈み行く夕日を見ながらのオリオンビールがうまい。ただ、ホテルのレストランのテラスなので、やっぱり値段は高い。

 「パパイヤチャンプルー」。沖縄では未成熟の青いパパイヤを野菜のように用いる。食べてみた食感は確かに根菜のようだ。そう言えば、有名なタイ料理の「ソムタム」も青いパパイヤを使う。南の方の人の知恵なのか?

 今日も夕日が美しく沈んでいく。

 グラスよりもビンの方が割安なので、ビンのオリオンを頼んだら沖縄ガラスのコップだった。こういうのは粋でいいなぁ。やや丸みを帯びたグラスのふちの感触が唇をつけたときに心地よい。

 もはや全国区で有名なったご存知「ゴーヤーチャンプルー」。本土のものと決定的に違うのが豆腐。「島どうふ」と呼ばれるこの沖縄の豆腐は、しっかりとかたくて、炒めてもあまりくずれないうえに、味が濃くてマコトにおいしい。

 夕日もキレイだが、朝焼けもウツクシイ。

 ソーメンを炒めた「ソーミンチャンプルー」。本来はツナ缶などを使ってシンプルに作るらしいが、これは海鮮の入った豪華版。食感のやわらかい焼きビーフンといったおもむき。ビールに合う。680円。

 那覇の国際通りにある「ヘリオスパブ」で飲んだヘリオス地ビール。

 写真は絶品のペールエール。詳しくはこちらをご覧ください。

 

  あれこれ雑記帳へ戻る  管理人室へ戻る  トップページへ戻る