北の大地にて。
今年の10月に、所用で北海道に行った。
北海道に行くのは二度目なのだが、今回は前回行けなかった函館にも足を運ぶことができた。函館は我が父親の生まれ故郷であり、一度は訪れてみたかった街なのだ。
残念ながら今回は仕事がらみの旅だったので、ビアホールを飲み歩く、という具合には行かなかったけれども、北の大地の魅力(主に食の)の一端に触れることはできた。
小樽運河沿いにある、地ビールの「小樽倉庫」。 以前訪れた時に入ったことがあるのだが、ビールは「ピルスナー」「ドンケル」「ヴァイス」の3種と「季節のビール」。 500mlのジョッキが780円だが、「季節のビール」を除く3種が60分飲み放題で2000円というコースもある。 つまみも充実していて、よい店である。入れなかったのがつくづく残念。 |
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小樽港近くの寿司屋、「竜敏」。 観光バスのガイドさんに教えてもらった。新鮮な地の魚が安く食べられる評判の店。 |
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一人前10カン2625円のにぎりを頼んだ。 最初に出てきたソイとサーモン。 しかし生食用のサケだと、どうして「サーモン」と呼ぶのだろうか? |
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左から順に、ボタンエビ・蟹ミソ・ウニ・イクラ・北寄貝・生タラバ蟹・ホッケ・ニシン。 生のホッケやニシンが北海道ならではだ。これらは新鮮でないと生で食せないからである。 なるほど、どれも新鮮で美味しい。値段もこれで2625円なら安い! |
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10カンの他に、サービスで出してくれたタコマンマ。 タコの卵である。初めて食べたが、なんともウマいもので、寿司飯によく合う。 |
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すっかりいい気分になり、調子に乗って幻と言われる「ブドウエビ」があったので、単品で注文した。以前東京の某魚屋で買って食べたところ、とても美味しかったのだ。 ところが、これが意外にも、「大トロ」や「鯨の尾の身」よりも上の、この店で最も高いネタだった。後で勘定の時に945円もすると知ってガクゼンとした。 どうやらブドウエビは本当に「幻」と言われるほど取れなくなって、希少価値で高くなってしまったらしい。 |
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函館山から見る函館の夜景。 なるほど、確かに100万ドルの夜景と言われるだけのことはある。 |
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函館の朝市で、どうしても本場のイカソーメンを一度食べてみたかった。 前日の寿司屋を教えてくれたバスガイドさんに相談して、教えてもらったのが「茶夢」という店。喫茶店のような名前だが、これまた知る人ぞ知る名店であった。 その店のイカソーメン。1050円。サービスで小皿に入ったおかずがたくさんついてきた。韓国料理みたいだ。 イカが新鮮で美味。 |
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函館丼もたのんだ。1600円。 ウニ・イクラ・タラバ蟹の三色どんぶりで、やっぱりネタが新鮮でとても美味しかったのだが、どんぶりがやや小さめなのが残念。
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「函館地ビール」。函館駅からちょっと歩く。 店内に入ると麦汁の甘くいい匂いが漂う。持ち帰り用のビールを売っているので、二本買って帰る。 |
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左の二つが「函館地ビール」で買った、ストロングエールの「社長のよく飲むビール」(500ml・950円)とエールの「北の一歩(500ml・840円)」。 東京へ帰ってきてから飲んだのだが、特に「社長のよく飲むビール」が絶品。金賞を三年連続でとっているとか。 右の赤い缶の「鬼伝説 レッドエール」は土産物屋で買い求めたもので、登別の地ビール。これもおいしかった。 |
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これまた土産物屋で見つけた「サッポロビールキャラメル」。 「サッポロ生ビール黒ラベル使用」と書いてある。 ビールというか、麦汁というか、どちらかというと酒粕というか、とにかく独特の味わいがある。万人向けではない。 まあ、話のタネにはなる。こうしてホームページのタネにもか(笑)。 |